1864年 ボヘミアにて創業
コスト・パフォーマンスが非常にすぐれたピアノです。
このピアノの実力なら、やがて値上がりもあり得るでしょうが、今ならば国産の量産型
ピアノとも、実販価格はほとんど差がありません。
国内では、まだあまり知られていませんが、海外市場では、すでに大変人気が高まって
います。
豊かでまろやかな、やさしい音が特長で、木の温もりを感じさせる、深い響きをもって
います。
タッチはかろやかで、コントロール性能にすぐれています。
外観は、優美な伝統的デザインで、とても美しい木目です。
他のメジャーブランドと同じく、アベルのハンマーとレンナーアクションを搭載し、さらに、
全機種に「総アグラフ方式 」が採用されています。
これは、ヨーロピアン・ピアノでも、ふつう、最高機種にしか用いられない方式です。
これほどのピアノがお値打ちなのには、いくつか理由がありますが、最大のものは、
製造コストが低く抑えられていることです。
生産地のチェコ共和国では、今のところ人件費がとても安い上に、豊かな森林資源に
恵まれています。
また、チェコスロヴァキアと呼ばれていた過去には、経済的、文化的に不遇だった
時期もありました。
第二次大戦後、鉄のカーテンの向こうで、ソビエト連邦の強大な圧力のもとに生まれた
チェコの独裁的社会主義政権は、主な産業を国有化し、生産過程にもさまざまな統制
を加えました。
その頃に生産されたピアノの品質には、たしかに、疑問の声が上がっていました。
その記憶が、今のペトロフの正当な評価を邪魔していることは事実でしょう。
しかしその後、ソ連や他の東欧諸国が、民主化運動の激化や国家分裂など政治的
混乱を深めていく中、チェコ共産党は、あっさり政権の座から降りたので、国内が
乱れることもなく、1989年にはスムーズな民主化 ( ビロード革命 ) が実現します。
旧体制が崩壊すると、工業主体のチェコと農業主体のスロヴァキアは穏やかに別れて
( ビロード離婚 ) 、新生 チェコ共和国が誕生しました。
その時、名指揮者クーベリックが、新大統領の強い要請を受けて帰国し、プラハの春
国際音楽祭で、スメタナの「 わが祖国 」全曲を、世界的オーケストラである チェコ
・フィルハーモニー管弦楽団と演奏したことは有名です。
そもそも、はるか昔より、ドイツやオーストリー、ポーランドと国境を接する、内陸の国
チェコは、東ヨーロッパの交通、経済や芸術文化の交流点でした。
チェコの首都プラハから、オーストリー ウィーンまでの距離は、たった250kmあまり、
実は、東京−名古屋間より近いのです。
‥‥チェコ・フィルを育て、スメタナやドボルジャークらの大音楽家を生んだ、豊かな
音楽的風土をもつ国 チェコ。
‥‥「 ヨーロッパの音楽学校 」と呼ばれたほど、すぐれた音楽の都 プラハ。
そうした歴史的、文化的素地に立ち、伝統的工法を復活させ、東欧随一を誇ったチェコ
の技術力を挙げて造られているのが、今のペトロフです。
‥‥ウィーン王室に納入され、国際コンクールで数々の金賞に輝き、ミケランジェリ、
リヒテル、ケンプら一流のピアニストに激賞されたペトロフ・ピアノ。
そうした事実を知っているヨーロッパやアメリカの人たちに、今ますます人気が高まって
いるのは当然ではないでしょうか。
品質が良く、機能性があってコンパクト、贅沢な設計としっかりした伝統をもち、しかも
リーズナブル‥‥。
そんな手造りピアノをお探しの方に、ぜひお奨めしたい一台です。
P IIIM P118-P1

\5,300,000 \1,100,000
P IV P125-F1

\4,100,000 \1,450,000
P VI Demi-chippendale P118-C1 Chippendale
【P VI デミチッペンデール】 【P118-C1 チッペンデール】

\3,500,000 \1,400,000
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