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このピアノのここが素敵!
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1928年 フィレンツェにて創業
二人の優秀なピアノ技術者が、力をあわせてつくりあげた、20世紀発の
ブランドです。
ピアノ職人になりたかった家具職人 ドイツのポールマンは、イバッハと
スタンウェイ&サンズで修行したあと、ルール地方のドルトムンド近郊で
自分の工房をひらきます。
その後、イタリア北部のトリノへ移りますが、ちょうど 同じころ、ドイツの
ピアノ職人 シュルツも、近くのボルツァーノへ引っ越してきました。
気の合った二人は一緒に仕事をはじめ、やがて、オリジナルな共同作品
を造り上げます。
それは、ドイツとイタリアという二つの異なった国の伝統が、見事にブレンド
された楽器でした。
かれらの造るピアノは、間もなく、その抜群の質の良さで評判になりました。
明るく伸びやかな音質や、ダイナミックレンジの広さ、濁りのない響きは
もちろん、タッチが敏感で、コントロールしやすいことも好評でしたが、
単にそればかりでなく、その外観が、まるで最高級の家具のように美しい
ことは出色でした。
それは、「 インテリアとの調和 」 を、ピアノ造りの大きなテーマの一つに
すえた工房にふさわしい出来栄えで、ルネッサンス以来、洗練された
美の伝統をもち、審美眼の高い人が多いイタリアにあっても、ことさらに
注目を集めました。
また、そのピアノは堅牢で、耐久性が高いことも大きな特長だったのです。
こうした多くの美点が、しだいに人気を呼んで、やがて遠く海外からも注文が
くるようになりました。
このようなピアノを造るために、彼らの払った努力は大きなものでした。
まず、素材から非常に吟味して、一流のもの以外は徹底的に排除しました。
各界トップの専門メーカーである、アペルのハンマー、レンナーのアクション、
レスローの弦を選び、響板には、ストラディヴァリが彼の楽器製作に使った
といわれる、北イタリア山岳地帯のフィーメ峡谷産トウヒを用いました。
また外装には、各国王室の家具や内装材に使われたと同じ種類の最高級
の銘木を選び、ルネッサンス・イタリア以来の伝統的な木工細工の技術を
生かして、ごく細部までも緻密に仕上げました。
当然、設計や工法にも強いこだわりをもち、注意深く改良を重ね、熟練した
職人の経験をもとに、最新のデジタル・サンプリング技術や数学的なモデル
もとり入れました。
それらを集成した上で、手間と時間を惜しまないでふんだんにかけた、伝統
工法によるピアノ造りは、年々さらに優れた製品を産みだすこととなり、結果
として、同社の品質への信頼を高め、定着させていったのです。
新しいヨーロピアン・ピアノブランドの誕生でした。
‥‥ ピアノの生まれた国 イタリアと、大きく育て上げた国 ドイツ。
二つのピアノの故郷の空気が、両国の特長である芳醇な優雅さと堅固な
技術を合わせもった逸品、シュルツ&ポールマン をつくり上げました。
それはある意味で、ヨーロッパのピアノの歴史の集大成であり‥‥、
秀逸な個性をもつ輝かしい次世代ピアノの誕生といえるでしょう。

118 P8

¥1,417,500
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126 E
¥1,470,000
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このピアノの美しさばかりは、とても写真ではお伝えできません‥‥( もちろん、
つたない文章でも )。
この画像では、上が「 フェザー ( 羽毛 )」、下が 「 ピーコック ( 孔雀 )」 という
機種です。
( ぱっと見られて、どう思われました?
わたしは、「 ヘンだな 」 と思いました‥‥ )
でも、それは写りのせいです!
こんなに小さなサイズではよくわからないのですが、これらのデザインは、
描かれても、彫られてもいません。
特別な木材の一部にあらわれる天然の模様を、「寄木細工」 にしているのです。
‥‥限りなく精巧に、蜜のように艶やかに、大理石のようになめらかに。
ですから、近くに寄って見たときの印象は、「 メノウのようだ 」 という感じです。
大きな、木でできた瑪瑙ですが‥‥。
木目をここまで美しく表現されると、もはや美術品の域です。

「 見る喜び・聴く喜び 」 の両立をテーマに、斬新な取り組みをしているのは、
ドイツのシンメルですが、
( ところで、「 ペガサス・シリーズ 」 はご覧になられましたか?
一見の価値はありますよ。
「 いつか‥‥未来形?」 という感じです、純アコーステッィクで。
シンメルのページから、下にあるH・Pへいくと見られます )
このシュルツ・ポールマンも、同じ理想をめざしているようです。
ただし、行き方は正反対で‥‥。
本当に美しいピアノをお探しの方、また自然の、樹木のもつ神秘的なまでに
奥深い美しさを、いつも身近においておきたい方におすすめいたします。
さすがに、美の国 イタリアの シュルツ&ポールマン。
大胆かつ繊細に、楽器の美学を一つの極みまで追求しています。
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